マテリアル工学科では、大規模な施設、非常に高額な設備から小さな備品まで、幅広い機器や装置を使って実験に取り組むことができます。広大な名古屋大学東山キャンパスには、講義をおこなう建物や図書館など学修や研究に欠かせないものから、カフェやコンビニといった大学生活に必要な施設まで整っています。
自然も豊かな環境で、充実した大学生活が送れます。
反応制御型超高圧電子顕微鏡
総重量約330 トン、地上約10m、地下4m の巨大な反応型超高圧電子顕制御微鏡では、反応ガス環境におけるその場観察、電子状態の分析、厚い試料の観察、電子線トモグラフィー、およびEELS 解析* が可能です。
この顕微鏡のある施設は名古屋大学の附置研究所である未来材料・システム研究所内の、附属共同利用研究施設として運営されています。
http://hvem.nagoya-microscopy.jp/index.html
EELS 解析*: 透過型の電子エネルギー損失分光法(Electron Energy Loss Spectroscopy:EELS) は高速電子が試料内を透過する際に損失するエネルギーを測定することで、物質の組成や電子状態を分析する手法である.